スタンダード週間メタゲーム(11月7日):緑単上陸が20.5%で最多、勝率の上位はアゾリウス・モモとジェスカイ・アーティファクト

データ時点 2026年9月25日〜11月5日(MTGOスタンダードChallenge、上位入賞デッキ)
この記事はこの期間のデータにもとづく、その時点の分析です。環境の変化にあわせて、新しい時点の記事を別に出します。
週末の大会の前に、今週のスタンダードで何が多く、何が勝っているかをまとめます。Magic Online(MTGO)のスタンダードChallenge(毎日開かれる参加費ありの大会)の上位入賞デッキを毎週数え、毎週金曜に更新します。1回目の今回は、『リアリティ・フラクチャー』発売(10月2日)の前の週からの6週間、47大会・1,452デッキを集計しました。
今週のスタンダードをざっくりまとめると、
- いちばん多いのは緑単上陸(Mono-Green Landfall)。今週は上位入賞デッキの20.5%で、新セット発売後は毎週増え続けている
- ただし勝率は抜けていない。数が多いぶん上位に名前が並ぶが、1デッキあたりの勝率が高いのはアゾリウス・モモ(Azorius Momo)61.9%、ジェスカイ・アーティファクト(Jeskai Artifacts)61.5%
- 相性は三すくみに近い。緑単上陸はアゾリウス・モモに強く、アゾリウス・モモはジャンド・サクリファイス(Jund Sacrifice)とディミーア・ミッドレンジ(Dimir Midrange)に強く、ディミーア・ミッドレンジは緑単上陸に強い
- ボロス・ドワーフ(Boros Dwarves)が急に増えた。Arena Championship 13で4位に入った翌日から
今週の勢力図
緑単上陸が先週から6.5ポイント増え、ジャンド・サクリファイスも3.7ポイント増えて2番手(14.5%)です。逆にディミーア・ミッドレンジは12.9%→7.3%、オルゾフ・ライフゲイン(Orzhov Life Gain)は9.4%→5.0%と大きく減りました。
この6週間の推移
- 緑単上陸:10%前後から20.5%へ。新セットの《人喰い植物の耕作者》を入れた形が広がった(後述)
- イゼット・スペレメンタル(Izzet Spellementals):9月は13%で上位だったが、新セット発売後に減り続けて今は2〜3%
- ディミーア・ウルダロス(Dimir Uldaros):新セットの《ウルダロス・セオリクス》を使うデッキ。10月9日の週から出てきて12%まで増え、今は5%
- ボロス・ドワーフ:10月下旬まで週0〜1人だったのが、10月26日から急に増えた。10月24〜25日のArena Championship 13で、176人の中で1人だけボロス・ドワーフを使ったYuuki Ichikawa選手が4位に入った翌日からです。《スケートボード》を入れた形はその前からMTGOに少しいて、大会のあとに一気に広がりました
- アゾリウス・コントロール(Azorius Control)と4色コントロール(Four-Color Control):新セット直後にそれぞれ9%・7.5%まで増え、緑単上陸やドワーフなどの速いデッキが増えるにつれて4%前後に戻った
どのデッキが勝っているか
勝率の上位はアゾリウス・モモ、ジェスカイ・アーティファクト、ディミーア・ミッドレンジ。いちばん多い緑単上陸は58.1%で、全体平均(56.4%)より少し上です。トップ8に入った割合も、アゾリウス・モモ37%に対して緑単上陸は29%でした。急に増えたボロス・ドワーフは49.1%、トップ8に入った割合も18%で、まだ勝ちにつながっていません。
相性:トップ8の対戦から
MTGOが対戦の組み合わせを公開しているのは、各大会のトップ8(準々決勝〜決勝)だけです。6週間で309試合(同じデッキタイプどうしを除く)のうち、主なデッキどうしの結果です。
| 組み合わせ | 結果(マッチ) |
|---|---|
| 緑単上陸 対 アゾリウス・モモ | 緑単上陸の5勝2敗 |
| 緑単上陸 対 ジャンド・サクリファイス | 緑単上陸の11勝7敗 |
| 緑単上陸 対 ディミーア・ミッドレンジ | 緑単上陸の4勝7敗 |
| 緑単上陸 対 イゼット果敢 | 緑単上陸の0勝4敗 |
| 緑単上陸 対 ボロス・ドラゴン | 緑単上陸の2勝4敗 |
| アゾリウス・モモ 対 ジャンド・サクリファイス | アゾリウス・モモの6勝1敗 |
| アゾリウス・モモ 対 ディミーア・ミッドレンジ | アゾリウス・モモの4勝1敗 |
| アゾリウス・モモ 対 ディミーア・ウルダロス | アゾリウス・モモの0勝4敗 |
| ディミーア・ミッドレンジ 対 アゾリウス・コントロール | ディミーア・ミッドレンジの5勝0敗 |
| ジャンド・サクリファイス 対 ディミーア・ミッドレンジ | ジャンド・サクリファイスの7勝3敗 |
緑単上陸を使うならディミーア・ミッドレンジとイゼット果敢、アゾリウス・モモを使うならディミーア・ウルダロスと緑単上陸が苦手な相手です。1つの組み合わせで多くても18試合なので、大きく勝ち越している組み合わせだけを挙げています。
デッキ別:今の形と、勝っている人が入れているカード
同じデッキでも、採用するカードは週ごとに変わっています。9月25日〜10月11日と10月12日〜11月5日のリストを比べました。
緑単上陸
- 新セットの《人喰い植物の耕作者》が11%→60%のリストに
- 《解体爆破場》が28%→60%、《痛烈な質問》が4%→24%。相手の土地を壊す・クリーチャーを除去するカードが増えた
- 代わりに《一繋がりの根》は63%→13%
ジャンド・サクリファイス
- 《塔の点火》が2%→83%、《壮大なる者、スマウグ》が38%→89%、《寒き霧まく山なみ》が33%→78%。山を増やして赤寄りに作り替わった
- 代わりに《腐敗口のバイパー》は83%→26%
ディミーア・ミッドレンジ
- 新セットの《理論家、ジェイス・ベレレン》が0%→25%
- 《分派の説教者》は59%→3%で、ほとんど使われなくなった
ディミーア・ウルダロス
- 《スーペリア・スパイダーマン》は、トップ8に入ったリストの79%、それ以外の58%が採用
アゾリウス・モモ
- トップ8に入ったリストの95%が《縫い目破り》をメインに入れている(それ以外は70%)
- 《理論家、ジェイス・ベレレン》は、トップ8に入ったリストの32%が採用(それ以外は3%)
ジェスカイ・アーティファクト
- トップ8に入ったリストは《窯焼きの煉瓦》90%・《アイレンクラッグ》80%(それ以外は53%・50%)
- 《倦怠の宝珠》は、トップ8では5%、それ以外では45%
ボロス・ドワーフ
- 10月12日以降のリストは97%が《スケートボード》入り(9月〜10月上旬の4つのリストには入っていなかった)
集計方法のメモ
- データ:MTGO公式デッキリストに載る、スタンダードChallengeの上位入賞デッキ(参加者が32人を超える大会は上位32人、それ以下は全員)を、MTGシグナルが独自に集計しました。対象は2026年9月25日〜11月5日の47大会・1,452デッキです。League(5勝0敗のリスト)は公式が選んだ一部だけが載るため使っていません
- 週は金曜〜木曜で区切っています
- デッキタイプ:メイン・デッキの目印のカードで分けました(例:《土のベンダーの位に至る》と《氷耕しの探検家》の両方 → 緑単上陸、《悪夢滅ぼし、魁渡》 → ディミーア・ミッドレンジ)。目印は、全デッキをカードの重なりで分けた結果から選んでいます。どれにも当たらないデッキは「その他」
- 勝率:上位入賞デッキのスイスラウンドの勝敗の合計。上位入賞者だけの数字なので、全体平均は50%より高くなります
- 相性:トップ8の対戦だけです。スイスラウンドの組み合わせは公開されていません
- 採用率:そのデッキタイプのリストのうち、メイン・デッキにそのカードを1枚以上入れている割合
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この記事の作り方AIが作成したデータ分析です。AIがデータを集計して本文と結論の案を作り、編集部が根拠のデータと結論を確認・承認してから公開しています。編集方針




























