■ 2026-11-06 00:48 JST 更新

『フィフス・ドーン』のデザイン提出ファイル公開 《血清の幻視》は「Scrye Network」だった(Making Magic)

《血清の幻視》のイラスト
《血清の幻視》 — Illus. Ben Thompson, ©Wizards of the Coast

11月2日、公式サイトのMark Rosewater氏の連載「Making Magic」に「Design Files: Fifth Dawn, Part 1」が掲載されました。「Design Files」は、筆者がデザイン終了時に開発へ渡した提出ファイルをそのまま見せ、1枚ずつ解説するシリーズです(2024年に開始。これまでに『テンペスト』『ウルザズ・デスティニー』『オデッセイ』『ミラディン』)。今回はミラディン・ブロックの最後のセット『フィフス・ドーン』(Fifth Dawn)の回です。

  • ファイル:コードネーム「Tomato」のデザイン・ファイルで、日付は2003年4月25日。ブロックの3セットのコードネームは「Bacon」「Lettuce」「Tomato」
  • デザイン・チーム:筆者、当時のリード・デベロッパーのRandy Buehler、当時マジックのウェブサイトの編集者だったAaron Forsythe
  • 印刷まで残った割合:筆者は、現在のビジョン・デザインの引き渡しより遅い段階での提出だったことと、Buehlerがチームにいたことから、ほかの提出ファイルよりも印刷されたカードの割合が高く、特にコモンで高いと説明しています
  • テーマ:『ミラディン』と『ダークスティール』でゲームバランスの問題があったため、より安全な「アーティファクトを参照する」テーマを探した。ほかに白の「装備品を参照」、マナ総量1以下のアーティファクト「cogs」、のちに「標(Beacons)」となる「Eternals」
  • 占術:デザイン中のつづりは「scrye」。占術はAaron Forsytheが、セットにカードの流れを増やすために作ったと筆者は書いています
  • ファイルに「99」と付いたカードはセットに入らなかったもの。例外は「Dark Vendetta」で、《影の中の貪り》としてセットに入った

デザイン時の名前と印刷されたカード(抜粋)

デザイン時の名前印刷されたカード
Scrye Network《血清の幻視》
Cog Prestidigitator《粗石の魔道士》
Scrye Sink《卑下》
Painful Analysis《夜の囁き》
Bouncy Seer《ヴィダルケンの黒幕》
Eternal Time Walk《明日の標》
Life Blast《不死の標》
Eternal Animate《不穏の標》
  • 「Die, Die, Die!」はこのセットに入らず、3年後の『時のらせん』で《暗殺》として印刷された

次回は第2回で、筆者は「来週」と書いています。

元記事(英語)

出典: Magic: The Gathering 公式サイト(英語)
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この記事に登場するカード 価格は海外相場の参考値(Scryfall)